先日、名古屋市内の某病院で職員の方を対象とした紙おむつの勉強会に出席させていただきました。
講師はメーカーのアドバイザーの方です。
私は何度かそのアドバイザーの方の勉強会に出席させていただいていますが、毎回「へ〜」の連続です。
職員の方を対象とした勉強会ではあるのですが、私も便乗して勉強させていただいています。
今回のテーマは対象が新人の職員さんということもあり、基本的な紙おむつの当て方、尿とりパッドの選定の仕方など約2時間の勉強会でした。
そこで、「へ〜」と思ったことがあったので、今回ご紹介させていただきます。
皆さんはご自分の排尿量はどれくらいか気にされたことはありますか?
当然個人差はあるし、朝一番の排尿量と昼間の排尿量は違うだろうし、インとアウトの関係で大量に水分を摂取すれば排尿量も増えるので、すべてが当てはまるわけではありませんが、簡単にご自分の大体の排尿量を知ることができます。
1秒間に約20cc排尿するそうなので、トイレに行って排尿を始めると同時にゆっくりと数を数えてください。
そして、その数字に20をかけてください。
その数字が大体の排尿量になるそうです。
早速試してみてはいかがですか?

腎臓で尿が作られていることはご存知かと思いますが、では、腎臓はどれくらいのペースで尿を作っているかわかりますか?
腎臓は1分間に約1ccの尿を作っています。
今、この記事を読んでいただいていますが、その最中も腎臓は尿を作っています。
24時間無休で尿を作り、膀胱に尿を溜めています。
それでは、膀胱にどれくらい尿が溜められると思われますか。
個人差はありますが、一般には機能的膀胱容量(昼間の最大容量)は、成人で約250ml〜600ml程度です。
一般的に、体重1kgあたり7ml以上が正常とされています。
就寝時は膀胱が弛緩し、この1.5倍ほどの尿量を溜めることができます。

普段は営業で病院や施設を訪問させていただいています。
担当者の方にお話を伺うと、漏れるからパッドを重ねて使用しているとよく聞きます。
「それで漏れないですか?」と質問をすると、「漏れるから更に重ねている」と言われる担当者の方もいらっしゃいます。

だけど、パッドは重ねても吸収量は足し算にはなりません。
逆に、股の部分が厚くなってすき間ができて漏れの原因を作っていることになります。

漏れるから重ねるのでは無く、その方の尿量を知り、使用されているパッドがその方の排尿量に合っているのかを再度検討し、パッドを選定してください。

足し算ではなく、引き算をすると漏れなくなることもあるので、足し算ではなく、重ねたパッドを引き算してみてください。

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